計画は繊細に行動は大胆に!

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2006/10/30

iPodを音楽80時間,動画16時間にバッテリー拡張


iPodの電池も新しくなるにつれて延びてはいますが、映画などを見ると以下のようになっています。5世代iPodの30GBだと音楽再生が14時間で動画はわずかに2時間です・・・。映画が見れませんね・・・。と単純に思ってしまうような時間です。これを解決するために新しい拡張バッテリーが発売されました。

  • Fifth Generation iPod(第五世代 iPod、または iPod with video)30 GB:

    • 音楽再生時間:フル充電時で最大 14 時間 1
    • 音楽つき写真スライドショー表示時間:フル充電時で最大 3 時間
    • ビデオ再生時間:フル充電時で最大 2 時間
  • Fifth Generation iPod(第五世代 iPod、または iPod with video)60 GB:
    • 音楽再生時間:フル充電時で最大 20 時間 1
    • 音楽つき写真スライドショー表示時間:フル充電時で最大 4 時間
    • ビデオ再生時間:フル充電時で最大 3 時間
  • iPod nano
    • フル充電時の音楽再生は最大 14 時間 1
    • フル充電時の音楽つき写真スライドショー表示時間は最大 4 時間 1
  • カラーディスプレイ搭載の iPod:連続再生最大 15 時間 1
  • iPod mini (Second Generation):連続再生最大 18 時間 1
  • iPod (Click Wheel) および iPod shuffle:連続再生最大 12 時間 1
  • iPod mini:連続再生最大 8 時間 1
  • 上記以前のモデルの iPod、すなわち iPod (scroll wheel)、iPod (touch wheel)、および iPod (dock connector):連続再生最大 8 時間 1

 

参照:iPodを80時間利用するバッテリーパック、ソネットテクノロジーズ

ソネットテクノロジーズはiPodの駆動時間を最高80時間まで延長することが可能なバッテリーパック「Volta」の販売を開始した。ソネットテクノロジーズは10月26日、iPodの駆動時間を最高80時間まで延長することが可能なバッテリーパック「Volta」を同日より販売開始した。価格は1万347円。新製品は2100ミリアンペアアワーのリチウムイオン充電池を利用したビデオiPod(HDDタイプ)用のバッテリーパック。本製品を利用すれば、動画で16時間、音楽では80時間までの再生が可能になる。また、再生時間延長のほか、iPodの充電も行える。ブラックコーティングされたアルミ製の筐体は、Dockコネクタで装着するとiPodと一体化するようにデザインされており、iPod自体の操作性も損なわれない。前面には4つのLEDが用意されており、充電状況/電池残量を表示する。サイズは51(幅)×111(高さ)×26(奥行き)ミリ。



iPodの電池充電も可能なようなので、完全に外部電池+携帯用のバッテリーパックといった使い途がありそうです。実際にiPodの電池を換装しようと思うと、以前にiPod HDD分解と換装で実際に行ったように結構、時間がかかる作業です。外出先やアウトドア先でやろうとは決して思えません・・・。そういったときを考えると便利かもしれませんね。この手の商品。どうせなら携帯も充電できるようなアダプタがあればいいのに・・・。



2006/10/29

2代目MacBookの画面は15.4inch


MacBookの画面が現在の13.3インチから一回り大き目の15.4インチになるという話。


参照:Overseas pub causes commotion with new MacBook rumors

DigiTimes, which has historically been off the mark when it comes to predicting Apple Computer's future hardware directions, is floating a new rumor this week of a "15.4-inch MacBook" supposedly due for production by the middle of next year.





アップルコンピュータの将来のハードウェアの方向を考えたときには的外れであるが、DigiTimesは15.4インチのMacBookが来年の半ばまでに登場すると噂を立てている。


現在の画面でも十分見やすいのですけども、画面は大きければ大きいほど心はそちらに動くのも事実ですからねぇ。モバイルコンピュータぽい構想はないのでしょうか?アップルが作るならいいものが出来そうな気がするのですが。そういえば、最近、Sonyから発売されたmyloが日本でも発売されるという話が出てましたね。日本製ではないのですが、触らせて頂きました :D。面白いです。コンセプトが。なぜか、802.11bしかサポートしていないあたりは少々なぞですが。

少し、話がそれましたがMacBookの話です・・・。来年の真ん中ということは夏ごろかな?とりあえず、楽しみにしてます :D。
#アップルは1月が会計年度でしょうか?

WindowsをMac ライクに


Windowsをマックライクにするソフトがあるようです。

ずいぶんと前から存在していたようですが、私は気づいていませんでした。
ダウンロードのさせかたもユニークで目を通すだけの価値があります。
ブラウザの中でMacOSが動作しているような感覚になります。
ダウンロードサイトに適当にIDを入力しログインすると以下のような感じです。

 

ダウンロードは画面中でハイライト表示になっているところです。
ただ、私のWindows環境では上手く実行することが出来ませんでした ;(
興味のある方はどうぞ。 



2006/10/27

MacBookの不具合を解消するファーム登場!


MacBookのファームもアップデートという話。

参照:Apple Releases MacBook SMC Firmware Update 1.1

A number of MacBook owners have had their MacBooks intermittently randomly shut down on them, an issue which has come to be known as MacBook RSS (Random Shutdown Syndrome). In a recent summary of the issue, including a pending class-action lawsuit, AppleInsider quotes Ogrady's PowerPage that nails down the root cause of the issue to the following:

MacBook RSS症状が解消しますというファームらしいです。
RSSとはRandom Shutdown Syndromの略らしいですが、呼んで字の如くに不規則にシャットダウンを引き起こすようです。そういえば、うちのMacでもシャットダウンを行いますと促すメッセージを何度か見たし、実際、シャットダウンが起こるようなこともあったと思います。

ちなみに

Note: If your MacBook is running Mac OS X 10.4.6, you won't be able to see the SMC Update until you update to Mac OS X 10.4.8. Once you have updated your system software, the SMC Update will appear as an option in Software Updates.
MacBooks running Mac OS X 10.4.7 will be able to download and install the SMC Update, so it is not essential that you update your system software, although Apple always recommends updating to the latest version of the system software.

MacOSX10.4.6だとアップグレード出来ないらしいので、10.4.8までアップグレードしましょうとのことです。アップルもアップグレードを推奨してますとの文言でしめられてますし、利用者の方アップグレードしましょう。私も帰ったらします :D



iPod shuffle Reset Utility 出荷!


兼ねてから問題多発していた模様の初代iPod shuffleを改良するファームが出たようです。

参照:iPod shuffle Reset Utility 1.0 for Mac
The iPod shuffle Reset Utility restores First Generation iPod shuffle. The restore process completely erases all music and data on iPod shuffle and reinstalls software version 1.1.4.

初代iPod Shuffle利用者は試してみる価値あるかもです。ちなみに修正されている内容は、

Use the iPod shuffle Reset Utility to fix the following issues:

  • With the iPod shuffle switched on, pressing the Play button will cause amber and green LEDs to flash for a few seconds, and the unit will not play any music, nor can you sync music to it from iTunes.
  • On a Windows PC, iPod shuffle will appear in My Computer as a “Removable Disk,” however the iPod shuffle volume will not mount correctly. The unit is listed in Device Manager under “Disk Drives” as “Apple iPod USB Device.”
  • On a Mac, the unit will only be recognized in Apple System Profiler under Hardware -> USB and will not appear or mount in the Finder.
  • When attempting to restore, the unit may not be recognized at all. However, if it is recognized, the restore may fail with an error dialog “Firmware update failure. Disk write error” or another error. It may take 3 restore attempts before the error appears. Note: iPod shuffle may take several minutes to be recognized.
  •  

  • スイッチを入れると黄色と緑色の光を放ち曲再生などが出来なくなってしまう問題。
  • WindowsPCでリムーバブルディスクと認識されるけども、正しくディスク利用尾出来ない問題。
  • Mac上では認識されるだけでマウントできない問題
  • リストアを試みたら全く認識せず、認識しても、ファーム失敗のエラーメッセージが出て成功しない問題。
  • とりあえず、更新の方向で良いと思います。利用されていた方、ご苦労さまでした m(__)m



    コードレス電話をSkype電話機に変身させる方法


    コードレス電話がアダプタ使えばSkype電話に変わるという話。
    DIGITAL COWBOY社から少し面白い製品が出ました。

     

     

    参照:コードレス電話がワイヤレスSkype端末に変身! 「DC-NCTELU」

    今回紹介するDIGITAL COWBOYの「DC-NCTELU」は、電話機をSkype端末として利用するためのアダプタだ。使い慣れた電話機をSkype端末として転用し、通常の電話と変わらない操作性でSkypeを利用しようというコンセプトの製品である。

    面白いコンセプトですね。小さいアダプタだけで家庭の電話がSkype電話になるというあたり。もう少し発展してPC要らずになったら完璧ですね :D
    キャリアがやっている光電話を凌駕するかもしれません。
    Skype機能搭載で無線内臓の電話機も出ているようですが、いかんせん値段が2万円程度かかるというあたり、足かせになりますね。

    携帯定額?の時代にもう少し面白いデバイスが出てきそうな気がします:D



    MacBookProは従来比650%の無線通信速度


    Core2Duo搭載のMacBookProに載無線速度の話です。
    カードはD-Link RangeBooster N 650と確定したよです。



    参照:The First Core 2 Duo MacBook Pros Arrive


    Update: The wireless card in the Core 2 Duo MacBook Pro is identified as a D-Link RangeBooster N 650 which is another "draft 802.11n" card which is described as "Up to 650% Faster & 5X Farther than 802.11g".
    Another draft 802.11n card was discovered in the recently released Core 2 Duo iMacs as well. There is speculation that the upcoming iTV from Apple will support the unfinished 802.11n protocol which promises faster speeds and greater range than the current 802.11g standard.


    802.11gが54Mbpsが最大速度。一方、標準化が正式には行われていないものの802.11nは最大で500Mbpsを目指している規格です。引用元では650%という表現がされているわけですが:D。一部の先行ベンダーが802.11nの実装には着手しているようです。ただ、規格争いの中でUWBとの間で競合するという話も中にはあるので、少し懸念事項かもしれません。ただ、現在普及している802.11a/gには対応しているので問題ないし、802.11nのAPが正式に出回るのは2007年のことだと思います。 ちなみに、iTVもこの802.11nを実装するのでは?というのも専らの噂だったりします。
    #ジョブズがiTVの実装方式は802.11とまでしか、語りませんでしたよね?確か。



    2006/10/26

    iPodを無線化


    手持ちのiPodを無線LANで利用可能という話。

    参照:サイレックス、iPodを無線化? PCと無線LANで接続できる専用Dock

    USB機器をネットワークで共有する独自技術「USBデバイスサーバテクノロジ」を応用した製品で、IEEE 802.11b/g規格の無線LANを通じてPCとiPod間のデータのやり取りが可能。このため、PCとiPodが別々の部屋にあっても同期ができる。またiPodの充電にも対応した。

    技術的にも、本当の利用の仕方も皆目見当が尽きません・・・。
    本来、USBとして認識する必要があるものをネットワーク越しで利用するという概念は一体どういったものなのか。。。

    面白い技術なんですが、iPod自体に無線LANモジュールが載るんですよね。。きっと:D



    2006/10/25

    Skype On Mac 正式デビュー!!


    Mac上で動作するSkype2.0が正式に出ました。

    参照:Skype、Mac OS向け「Skype for Mac 2.0」の正式版提供を開始

     Skype Technologiesは23日、P2P電話ソフト「Skype for Mac 2.0」の正式版提供を開始した。Mac OS X 10.3.9以降で利用できる。
     Skype for Mac 2.0は、9月13日付けにベータ版提供を開始済み。今回公開された「version 2.0.0.6」では、ビデオエンジンコーデックを更新。また、Power PCを搭載したMacintoshではビデオコール発信時の解像度が160×120ピクセルに変更になった。
     Skype for Mac 2.0は、ビデオチャット機能を備えたソフトウェア。同ソフト間に加えて、Windows版を利用するユーザーともビデオチャット機能などが利用できる。

    ichatだとWindows利用者とビデオ電話する際はAOL Instant Messenger5.5なんかを入れてもらう必要があります。少し、標準のものとは違う感じがします。
    Skypeも標準とは言いがたいかもしれませんが、少なくとも、PC上でインターネット電話するならSkypeを私は勧めます。
    #誰でもすぐ使えますから。

    私もMac上に導入しましたが、コンタクトリストなどもWindows上で利用していたものが、うまく同期されていました。会話こそしていませんが、Macサポートのソフトも増えてきたなぁと思う今日この頃です。



    Core2Duo MacBook Proキター!!(2)


    飛行機内で利用出来るMagSageエアラインも同時発売のようです。とりあえず/.jにスペックまとまってました。

    参照:Slashdot.jp

    • 15inch/2.16GHz Intel Core 2 Duo/1GB RAM (SODIMM×1)/120GB 5400rpm HDD/2層式SuperDrive 6×/ATI Mobility Radeon X1600 (128MB)/249,800円
    • 15inch/2.33GHz Intel Core 2 Duo/2GB RAM (SODIMM×2)/120GB 5400rpm HDD/2層式SuperDrive 6×/ATI Mobility Radeon X1600 (256MB)/309,800円
    • 17inch/2.33GHz Intel Core 2 Duo/2GB RAM (SODIMM×2)/160GB 5400rpm HDD/2層式SuperDrive 8×/ATI Mobility Radeon X1600 (256MB)/349,800円

    すべて2層式SuperDrive を搭載した点、FireWire 400×1, FireWire800×1を搭載した点は、従来の MacBook Pro よりも進歩していると言える。また、BTO にてメモリ容量は 3GB まで、HDD 容量は 200GB までアップできる。"

    このほか、飛行機の機内電源でMacBookおよびMacBook Proを使用できるようにするMagSafeエアライン電源アダプタも同時に発表された。



    Core2Duo MacBook Proキター!!


    39%早くなってMacBook Proがやってきました!!

    参照:AppleStore

    2.16または2.33GHz Intel Core 2 Duo搭載。スピードは最大39%アップ。iSightカメラ内蔵で、ビデオ会議をどこでもすぐにスタートできます。Apple Remoteコントローラで操作できるFront Row(フロントロウ)で、スマートにプレゼンテーション。今度は15インチ、17インチモデルで登場。価格は 249,800円から。さあ、エンジン始動です。

    内容は今から確認します!!



    Windows Vista HomeがParallels on Mac上で動作不可に!


    真偽はまだ分かりませんが、MicrosoftがVista HomeはParallelsをはじめとする仮想化ソフト上で動かしては駄目という話があります。
    参照:Vista EULA Restricts Virtualization UseAs first noted in a HardMac forum post, it appears Microsoft is specifying in its license agreements that the ability to operate in a virtualized environment is prohibited in Home Basic and Home Premium editions, leaving users to have to purchase either the Business or the Ultimate versions of the software to legally run in a virtualized environment.
    Mac users have found virtualization solutions such as Parallels Desktop a good way to switch between Mac OS X and Windows. This latest news from Microsoft may inhibit some use of the software as Business and Ultimate editions range from $300-400 verses Home Basic's $200 price point (prices).

    仮想化ソフトの上でVista Home BasicとHome Premium editionは仮想環境上で禁止のようで、動作させたければ、より高価なBusinessかUltimateバージョンを買いなさいとのことです。
    元ネタの掲示板上ではマイクロソフトがMacOSにシェアを取られることを恐れてだとか色々な憶測が飛んでいるようです。

    マイクロソフトにとってもあまり利益となることがない気がします。この件については。
    仮想化ソフトを作っているベンダーと上手くやりたくないのでしょうか?
    #確かにVirtualPCとかいうソフトがあったのは覚えてますが :P



    Mac OS対応のSkypeフォン


    最近はMac OSでもさかんにアップデートされるSkype情報。

    参照:グリーンハウス、Mac OSにも対応するSkypeフォン発売

    GH-UPM1シリーズは、汎用タイプとなる有線式のUSB接続対応ハンドフォンで、SkypeやMSNメッセンジャーなどでの利用が可能。また付属ソフトのインストールにより、ハンドフォン単体でのSkype操作が可能となる(Skype本体は未付属)。

     バスパワー動作に対応、本体サイズは38(幅)×158(奥行き)×20(高さ)ミリ(突起部含まず)、重量は約67グラム(USBケーブル含む)。対応OSはWindows 2000 Professional(SP4)/XP(SP2)、MacOS X 10.3.9以降。

    というわけで、MacOSもOKです:D



    2006/10/24

    iPod誕生秘話(3)


    3本の記事中の最終回です。iPodのホイールスクロールの話。また、ネーミングの話などがあがっています。

    また、iPodという名前自体がデバイスから連想されたものでないというところも興味深い点かもしれません。

     

    リンク先に原文がありますので、詳細を読まれたい方はどうぞ。


    #英語勉強を兼ねて以下の文を日本語に起こしています。別段、英語が出来る人ではないので英語の誤訳にはご容赦と指摘を・・・

    参照:Straight Dope on the IPod's Birth

    Schiller also suggested that menus should scroll faster the longer the wheel is turned, a stroke of genius that distinguishes the iPod from the agony of competing players. Schiller's scroll wheel didn't come from the blue, however; scroll wheels are pretty common in electronics, from scrolling mice to Palm thumb wheels. Bang & Olufsen BeoCom phones have an iPod-like dial for navigating lists of phone contacts and calls. Back in 1983, the Hewlett Packard 9836 workstation had a keyboard with a similar wheel for scrolling text.



    シラーはホイールスクロールをより早く、長くするようにすべきだと提案しました。天才の一言はiPodと競合プレーヤーとを別のものとしたのでした。

    シラーのホイールスクロールはBLUE(Mac OS X の前身である Rhapsody の一部)から生まれたものではありませんでした。

    しかし、スクロールホイールは電子分野ではとても共通的でスクロールマウスや親指などにも利用されています。

    Bang&Olufsenから発売されたBeoComの電話は連絡先や発信情報などのナビゲーションのためにiPodのようなインタフェースを持っていました。

    1983年に戻ると、HPの9836ワークステーションがテキストスクロールのために同様のホイール機能を持っていました。




    The interface was mocked up by Tim Wasko, an interactive designer who came to Apple from NeXT, where he had worked with Jobs. Wasko had previously been responsible for the clean, simple interface in Apple's QuickTime player. Like the hardware designers, Wasko designed mockup after mockup, presenting the variations on large glossy printouts that could be spread over a conference table to be quickly sorted and discussed.


    インタフェースはNeXTからアップルにきた対話型設計者のTim Waskoによってモックアップが行われました。NeXTではジョブズと共に働いていました。

    Waskoは以前、QuickTimeプレーヤーのシンプルなインタフェースの責任者でした。Waskoはなんどもモックアップを重ね、議論が重ねられる会議室のテーブル上に大きな光沢紙でプリントアウトされたもので、様々なプレゼンテーションを行ったのです。



    The output of a committee is a function of the quality of its members and how they're led. As the iPod came together, it garnered more and more attention from Jobs, whose insistence on excellence and high standards are stamped onto the gadget as indelibly as Apple's logo.

    "Most people make the mistake of thinking design is what it looks like," Jobs told the Times. "That's not what we think design is. It's not just what it looks like and feels like. Design is how it works."


    会議の成果はメンバーの質とどのよに彼らを導くのかといった機能にありました。iPodと同時に生み出されたことで、ジョブズからの注目は日増しに高くなってきました。

    ジョブズは卓越することに固執し、品質が高いことは、アップルのロゴと同様に機器に印象付けたのです。


     

    Jobs insisted the iPod work seamlessly with iTunes, and that many functions should be automated, especially transferring songs. The model was Palm's HotSync software.

    "Plug it in. Whirrrrrr. Done," Jobs told Fortune.

    ジョブズはiTunesとiPodは透過的に動作させることを主張し、そして、多くの機能、特に曲の転送においては自動化されるべきだと主張しました。

    手本となったのははPalmのHotSyncソフトでした。

     「つなげると、ヒューっといって終わるようなもの」とジョブズはFrotuneで語っています。

     

     

     

    The iPod name came from an earlier Apple project to build an internet kiosk, which never saw the light of day. On July 24, 2000, Apple registered the iPod name for "a public internet kiosk enclosure containing computer equipment," according to the filing.

    "The name 'iPod' makes much more sense for an internet kiosk, which is a pod for a human, than a music player," said Athol Foden, a naming expert and president of Brighter Naming of Mountain View, California.

    iPodの名前は今でも日の目を見ることがないインターネットキオスクを構築するアップルのプロジェクトで早くから生まれていました。

    資料によると、2000年7月24日にアップルは「「コンピュータ装備を含む公共のインターネットキオスクの筐体」として登録されています。

     「iPodの名前は音楽プレーヤーのiPodというよりは、人のためのiPodであり、インターネットキオスクのためと考える方がはるかに理解できます。」と名前をつける専門家であり、カリフォルニアにあるBright Namingの社長でもあるAthol Fodenは言っていました。

     

     

     

    But Foden said the name is a stroke of genius: It is simple, memorable and, crucially, it doesn't describe the device, so it can still be used as the technology evolves, even if the device's function changes. He noted the "i" prefix has a double meaning: It can mean "internet," as in "iMac," or it can denote the first person: "I," as in me.

     しかし、Fodenはその名前は天才的な考えであるといっています。それは、単純で覚えやすく、そしてすばらしい。それは、機器を語るものでなく、たとえデバイスが変わり、技術が進化したとしても利用することが可能です。彼は接頭文字である"i"の2つの意味に注意しました。"i"の意味は"internet"と"iMac"の2つとして考えられるか、私を意味する"I"とも考えられます。 

     

    "They discovered in their tool chest of registered names they had 'iPod,'" he said. "If you think about the product, it doesn't really fit. But it doesn't matter. It's short and sweet."

     On Oct. 23, 2001, about five weeks after 9/11, Jobs introduced the finished product at a special event at Apple's HQ.

    "This is a major, major breakthrough," Jobs told the assembled reporters.

    「彼らは道具箱の中からiPodという名前を見つけたのです」と彼はいい、「もし、製品から名前を連想すれば本当にフィットする名前はつかなかったでしょう。しかし、そういったことは問題ではなく、難しいことではないのです。」

    9月11日から5週間後の2001年10月23日にジョブズはアップル本社でスペシャルイベントで完成した製品を紹介しています。

    その中でジョブズは「これはすごい大発見だ!」と集まったレポーターたちに語ったのでした。

      いかがだったでしょうか。


    インターネットキオスクという呼び名を知りませんでしたが、少し調べた限りでは街頭端末のようなものが該当するようですね。今となってはiPodはiPodとかもはや認識できませんが、名前というのは奥深いですね。というか、名前をつける専門家とかいるんですね・・・。驚きです。。。

    次何か面白い英記事が見つかれば同様なことをするかもしれません。
    ではでは。。。 

     



    2006/10/23

    バッファロー、明るさ自動調整機能搭載の30万画素Webカメラ



    Skypeでも使用出来る、30万画素ウェブカメラ。ソフトウェアの仕組みで130万画素近くまでの画像を映しだすようです。



    参照:バッファロー、明るさ自動調整機能搭載の30万画素Webカメラ


     BWC-30H04/SVは、30万画素の1/6.2インチCMOSセンサーを搭載したWebカメラ。Skypeをはじめ、Windows Live メッセンジャーやYahoo!メッセンジャーなどで利用可能で、SkypeはSkype 2.0にも対応する。撮影解像度は、最大640×480ピクセルで、ソフトウェア処理で最大1280×1024ピクセルでの撮影も可能だ。撮影フレームレートは、1280×1024ピクセル時で最大8フレーム/秒、このほかの解像度では最大30フレーム/秒となる。


    Skypeに限ったことではないと思うのですが、利用シーンが増えてきました。ウェブカメラの。うちの会社でもウェブカメラをつけてウェブ会議といった光景も普通になってきました。
    ウェブカメラを利用して会議をやるような場合は画素数が上がると女性だと困るシーンも出てきそうです。部屋などの片付けが常にする必要がありそうです・・・。



    2006/10/22

    iPod誕生秘話(2)


    今回の話は iPodのデザイン、製作工程の話がメインです。iPodは色々な要素技術が寄せられて作られているものだったようで、電池、ディスプレイ、インタフェース、どれも難しい技術だったようですが、時代の流れによりモバイル技術と上手く融合させ、素晴らしい製品が出来上がったようです。
    中でも東芝HDDとの出会いが一番iPodを作る上では革命的だったのではないでしょうか?
    では、詳細は以下の原文をご一読下さい。

    #英語勉強を兼ねて以下の文を日本語に起こしています。別段、英語が出来る人ではないので英語の誤訳にはご容赦と指摘を・・・
    参照:Straight Dope on the IPod's Birth


    Rubinstein didn't want to distract any of the engineers working on new Macs, so in February 2001 he hired a consultant -- engineer Fadell -- to hash out the details.


    ルービンシュタインは新しいMacに携わる技術者に余計な気を使わせたくありませんでした。
    そのため、2001年2月に細部を話合うようにコンサルを雇いました。技術者のFadellです。

     


    Fadell had a lot of experience making handheld devices: He'd developed popular gadgets for General Magic and Philips. A mutual acquaintance gave his number to Rubinstein.


    Fadellは携帯式機械を作る経験が豊富にありました。彼はGeneral MagicとPhilipsで人気のある機器を開発していました。

    Fadellとルービンシュタインのお互いの知り合いがFadellの電話番号をルービンシュタインに教えたのでした。




    "I called Tony," Rubinstein said. "He was on the ski slope at the time. I didn't tell him what he was going to work on. Until he walked in the door, he didn't know what he was going to be working on."

    Jobs wanted a player in shops by fall, before the holiday shopping season.


    「Tony Fadellに電話をした」とルービンシュタインはいいました。そして、「彼はその当時、スキー場にいて彼に何をすることになるかを伝えませんでした。 Fadellはドアをあけて初めて何をするのかを知ったのです」と言いました。

    ジョブズは休日の買い物シーズンの秋までには、店内にプレーヤーが欲しかったのです。




    Fadell was put in charge of a small team of engineers and designers, who put the device together quickly. The team took as many parts as possible off the shelf: the drive from Toshiba, a battery from Sony, some control chips from Texas Instruments.


    Fadellは技術者とデザイナーの共同ですばやく機械を組み立てる小さなチームの責任者となりました。

    そのチームは、東芝のHDD,Sonyのバッテリー、テキサスインストラメンツの制御チップなど、可能な限りの部品を入手しました。< br/>



    The basic hardware blueprint was bought from Silicon Valley startup PortalPlayer, which was working on "reference designs" for several different digital players, including a full-size unit for the living room and a portable player about the size of a pack of cigarettes.

    The team also drew heavily on Apple's in-house expertise.


    その基本となるハードウェアの設計図はシリコンバレーにあるスタートアップポータルプレーヤーから持ってきたものでした。それは、いくつかの異なったデジタルプレーヤーのリファレンス設計として、リビングルームで使われるような機器やタバコ大の携帯プレーヤーで利用されているものでした。

    そのチームにはまた、社内の専門家が大量に投入されたのでした。



    "We didn't start from scratch," Rubinstein said. "We've got a hardware engineering group at our disposal. We need a power supply, we've got a power supply group. We need a display, we've got a display group. We used the architecture team. This was a highly leveraged product from the technologies we already had in place."


    ルービンシュタインは次のように言いました。「我々のスタートは始めから行ったわけではありません。我々はハードウェア技術グループを持っています。電源供給が必要なときは、パワーサプライグループがあり、ディスプレイグループがあります。我々はアーキテクチャチームを利用しました。iPodすでにある技術からできあがった製品なのです。」





    One of the biggest problems was battery life. If the drive was kept spinning while playing songs, it quickly drained the batteries. The solution was to load several songs into a bank of memory chips, which draw much less power. The drive could be put to sleep until it's called on to load more songs. While other manufacturers used a similar architecture for skip protection, the first iPod had a 32-MB memory buffer, which allowed batteries to stretch 10 hours instead of two or three.


    大きな問題はバッテリーでした。曲を聞き続けている間にドライブが回転し続けているのであれば、バッテリーをすぐに使い果たしてしまいます。その解決方法はロードされる数曲を消費電力の少ないメモリ内にあらかじめ読んでおくことでした。ドライブは必要なときまで休めることが出来るのです。他の製品でも同様の手法が使われていますが、iPodは32MBのメモリバッファが搭載されており、2,3 時間から10時間ほどにバッテリー寿命を延ばすことが出来たのです。






    Given the device's parts, the iPod's final shape was obvious. All the pieces sandwiched naturally together into a thin box about the size of a pack of cards.

    "Sometimes things are really clear from the materials they are made from, and this was one of those times," said Rubinstein. "It was obvious how it was going to look when it was put together."


    部品が決まれば、iPosの形は明らかになりました。自然に全ての部品はトランプ大の薄い箱に収めらました。

    「時折、部品が決まれば出来る製品の形もはっきりします、そして、iPodもそういった類のものでした。」「どのようになるのかは明らかだったのです。」


     


     

    Nonetheless, Apple's design group, headed by Jonathan Ive, Apple's vice president of industrial design, made prototype after prototype.

    ''Steve made some very interesting observations very early on about how this was about navigating content,'' Ive told The New York Times. ''It was about being very focused and not trying to do too much with the device -- which would have been its complication and, therefore, its demise. The enabling features aren't obvious and evident, because the key was getting rid of stuff.''

     

     にも関わらず、工業デザイン部の副社長であるジョナサンアイブ率いアップルのデザイングループは次から次へと試作品を作ったのです。

    「スティーブはどのようにコンテンツをナビゲートするのかについて、早くから面白い意見をもっていました。」とアイブはNewYorkTimesで語っていました。

    その分野は焦点があてられていましたが、複雑化されている機器と一緒に考えられるという取り組みはあまり行われていませんでした。

    大事なことは取り除いていくことであるということで、機器に載せられる機能は明確ではなかったのです。


     

    Ive told the Times that the key to the iPod wasn't sudden flashes of genius, but the design process. His design group collaborated closely with manufacturers and engineers, constantly tweaking and refining the design. ''It's not serial,'' he told the Times. ''It's not one person passing something on to the next.''

    Robert Brunner, a partner at design firm Pentagram and former head of Apple's design group, said Apple's designers mimic the manufacturing process as they crank out prototypes.

     

    アイブはTimesでiPodの鍵は突然の天才のひらめきではなく、デザインプロセスにあったといいました。彼のデザイングループは親密に製造部門と協力し、デザインを微調整し、磨き上げていきました。「それは一連の作業というわけではなく、一人の人間が隣に何かを回すといった作業ではなかったのです。」

    デザイン会社Pentagramのパートナーであり、前のアップルデザイン部を率いていたロバートブルーナーはアップルのデザイナーは試作品を出すにつれ、製造工程をまねるといっていました。

     


    "Apple's designers spend 10 percent of their time doing traditional industrial design: coming up with ideas, drawing, making models, brainstorming," he said. "They spend 90 percent of their time working with manufacturing, figuring out how to implement their ideas."


    「アップルデザイナーはアイデアを出し、絵におこし、モデルを作りブレインストーミングをするような伝統的なデザイン手法に10%の時間をさき、製造部門とともに作業を行い、どのように自分のアイデアを実装するべきかを理解することに90%の時間を割きます。」





    To make them easy to debug, prototypes were built inside polycarbonate containers about the size of a large shoebox.


    デバッグを簡単にするため、プロトタイプは大きな靴箱ほどのポリカボネート容器の中で組み上げられました。




    The iPod's basic software was also brought in -- from Pixo, which was working on an operating system for cell phones. On top of Pixo's low-level system, Apple built the iPod's celebrated user interface.

    The idea for the scroll wheel was suggested by Apple's head of marketing, Phil Schiller, who in an early meeting said quite definitively, "The wheel is the right user interface for this product."


    iPodの基礎となるソフトウェアはPixoから持ち込まれ、それは携帯電話上で動作していたものでした。Pixoのローレベルシステム上でアップルは iPodの素晴らしいユーザインタフェースを作り上げたのでした。スクロールホイールはアップルのマーケティングを率いるフィル・シラーにより提案されました。彼は、早期会合内で「このホイールはまさにiPodのための、ユーザインタフェースである」といったのでした。



    とりあえず、第2回目も無事に終わりました:D
    3回目はもっとスクロールホイールの話ですね(笑 このシリーズも次回で完了です。

    それでは。。。





    2006/10/20

    iPod誕生秘話(1)


    面白い記事を見つけました。iPodを持っている方は多いんだと思うのですが、iPodがどのような経緯で誕生したのかという話です。
    #英語なんですけどもね orz。

    結構長いので英語の勉強も兼ねて何回かに分けて更新して行こうと思います。
    #誤訳は容赦と暖かい指摘を m(__)m。


    参照:「 Straight Dope on the IPod's Birth


    Thanks to Apple Computer's penchant for CIA-like secrecy, there are several myths concerning the birth of the iPod.

    AppleのCIAのような秘密好きのお陰でiPod誕生にはいくつかの説があります。

    One of these myths is that the iPod has a father -- one man who conceived and nurtured the iconic device. Steve Jobs, of course, is one candidate; but engineer Tony Fadell has also been named the father of the iPod, as has Jon Rubinstein, the former head of Apple's hardware division. While they all played key roles in the iPod's development, the iPod was truly a team effort.

    これらの話のうちの1つは、iPodの父の話です。
    もちろん、iPodに着想し、育て上げたスティーブジョブズは父親としての一候補となります。
    しかし、技術者であるトニーファデルとアップルのハードウェア部門の元代表であるジョン・ルーディンシュタインも父親候補として挙げられます。
    彼らはiPodの開発に重要な役割を与えられていましたが、iPodはまさにチームの努力により生まれたものなのでした。

    Here's the story:

    歴史。

    In 2000, Steve Jobs' candy-colored iMac was leading the charge for Apple's comeback, but to further spur sales, the company started asking, "What can we do to make more people buy Macintoshes?"

    スティーブ・ジョブズのキャンディー色のiMacはアップル復活の牽引役となりました。
    しかし、売上げにさらなる拍車をかけるため、"アップルはマックをもっとたくさんの人に利用してもらうためには何が出来るのか?"という問いをはじめました。

    Music lovers were trading tunes like crazy on Napster. They were attaching speakers to their computers and ripping CDs. The rush to digital was especially marked in dorm rooms -- a big source of iMac sales -- but Apple had no jukebox software for managing digital music.

    音楽愛好家はNapster上で異常なまでに楽曲の交換を行っていた時代でした。
    彼らは、コンピュータにスピーカを接続し、CDから曲をコピーすることをし続けていました。
    デジタル化の波はiMac売上げの源ともなった、学生の間で注目されていました。しかし、アップルはデジタル音楽を管理するジュークボックスソフトを持っていませんでした。

    To catch up with this revolution, Apple licensed the SoundJam MP music player from a small company and hired its hotshot programmer, Jeff Robbin. Under the direction of Jobs, Robbin spent several months retooling SoundJam into iTunes (mostly making it simpler). Jobs introduced it at the Macworld Expo in January 2001.

    この出来事が起きてから、アップルはSoundJam MP音楽プレーヤーを小さな会社から使用許諾をえて、その注目となるプログラマーであるジェフ・ロビンを雇うことにしました。
    作業の方向性において、ロビンはSoundJamをiTunesに組み替える作業を数ヶ月間行いました(もっぱらよりシンプルなものにするという作業でした)。
    Jobsはそれを2001年の1月にMacworldExpoで発表したのでした。

    While Robbin was working on iTunes, Jobs and Co. started looking for gadget opportunities. They found that digital cameras and camcorders were pretty well designed and sold well, but music players were a different matter.

    ロビンがiTunesに着手しているころ、ジョブズとそのメンバー達は小さな機器をつくるる機会をうかがっていました。
    デジタルカメラやビデオレコーダはとてもよくデザインされ、よく売れていることに気づきました。しかし、音楽プレーヤーは別扱いでした。

    "The products stank," Greg Joswiak, Apple's vice president of iPod product marketing, told Newsweek.

    iPodの製品マーケティング部門のアップル副社長のGreg Joswiakは"製品があふれかえっている" とNewsWeekで語っています。

    Digital music players were either big and clunky or small and useless. Most were based on fairly small memory chips, either 32 or 64 MB, which stored only a few dozen songs -- not much better than a cheap portable CD player.

    当時、デジタル音楽プレーヤーは大きくて格好悪いか小さくで利用出来ないようなものかのどちらかでした。
    たいていのものは本当に小さな32MBや64MBといったメモリを乗せただけで、ポータブルCDプレーヤーより安いわけでもなく25曲程度の曲が入るようなものでした。

    But a couple of the players were based on a new 2.5-inch hard drive from Fujitsu. The most popular was the Nomad Jukebox from Singapore-based Creative. About the size of a portable CD player but twice as heavy, the Nomad Jukebox showed the promise of storing thousands of songs on a (smallish) device. But it had some horrible flaws: It used Universal Serial Bus to transfer songs from the computer, which was painfully slow. The interface was an engineer special (unbelievably awful) and it often sucked batteries dry in just 45 minutes.

    しかし、いくつかのプレーヤーは富士通から2.5インチのHDDをベースとしたものが出てきました。
    最もポピュラーだったのは、Creative社のNomad Jukeboxでした。
    Nomad Jukeboxでは千曲程度の曲が入ることが表示され、サイズはポータブルCDプレーヤーと同程度でしたが、重さは約2倍でした。
    しかし、いくつかのひどい欠点がありました。それはコンピュータからの曲転送がひどく遅いUSBを利用されていたところです。
    そして、インタフェースは信じられないほどひどい技術者指向のものでした。そして、45分でバッテリーを使い切ることもしばしばといった状態でした。

    Here was Apple's opportunity.

    アップルの機会到来でした。

    "I don't know whose idea it was to do a music player, but Steve jumped on it pretty quick and he asked me to look into it," said Jon Rubinstein, the veteran Apple engineer who's been responsible for most of the company's hardware in the last 10 years.

    "私は音楽プレーヤーをすると決めたのは、誰のアイデアかわかりませんが、スティーブは早々に近づいてきて私に調査を行うように依頼をしたのです。"
    と当時、10年間のハードウェア責任を持っていたアップルのベテラン技術者であるジョン・ルービンシュタインは言いました。

    Now retired, Rubinstein joined Apple in 1997. He'd previously worked at NeXT, where he'd been Steve Jobs' hardware guy. While at Apple, Rubinstein oversaw a string of groundbreaking machines, from the first Bondi-blue iMac to water-cooled workstations -- and, of course, the iPod. When Apple split into separate iPod and Macintosh divisions in 2004, Rubinstein was put in charge of the iPod side -- a testament to how important both he and the iPod were to Apple.

    今は退職していますが、ルービンシュタインは1997年にアップルに入社しました。彼は以前、スティーブ・ジョブズがハードウェア屋さんをやっていた、
    Nextで働いていました。アップルでは、青緑のiMacから水冷式のものなど一連の画期的な機器を監督しました。
    そして、もちろん、iPodもその中に含まれます。
    アップルはiPodとMacの部門を2004年に分けることにしたときに、ルービンシュタインはiPod側の担当として任命されました。
    これは、iPodと彼の双方がアップルでいかに重要であるかということを物語っています。

    Apple's team knew it could solve most of the problems plagued by the Nomad. Its FireWire connector could quickly transfer songs from the computer to player -- an entire CD in a few seconds; a huge library of MP3s in minutes. And thanks to the rapidly growing cell phone industry, new batteries and displays were constantly coming to market.

    アップルのチームはNomadが悩まされていた問題は解決出来るかもしれないと思っていました。
    FireWireのインタフェースはPCからプレーヤーに楽曲を高速に、CD1枚なら数秒で、転送できる可能性があったからです。
    また、携帯電話の成長のお陰で新しいバッテリーとディスプレーは継続的に市場に供給され続けていました。

    In February 2001, during the Macworld show in Tokyo, Rubinstein made a visit to Toshiba, Apple's supplier of hard drives, where executives showed him a tiny drive the company had just developed. The drive was 1.8 inches in diameter -- considerably smaller than the 2.5-inch Fujitsu drive used in competing players -- but Toshiba didn't have any idea what it might be used for.

    2001年2月の話ですが、東京でMacWorldの間に、ルービンシュタインが東芝へ訪れ、その時に、アップルのHDD供給者となる東芝は小さな開発したばかりのHDDを彼に見せたのでした。
    ドライブは直径1.8インチで、競合する他社のプレーヤーに使われていた富士通の2.5インチより大幅に小さいものでした。
    しかし、東芝はどのように使われるものなのか、考えがなかったのです。

    "They said they didn't know what to do with it. Maybe put it in a small notebook," Rubinstein recalled. "I went back to Steve and I said, 'I know how to do this. I've got all the parts.' He said, 'Go for it.'"

    東芝の重役達が、「小さなHDDで何をすべきかわからない。恐らく、小型のノートPCに入れるくらいだ」といった話を止め、彼は「スティーブの元に戻る」といい、次のようにいいました。「私は小さなHDDの使い方に考えがある。全てを下さい。」「やりましょう」といったのでした。

    "Jon's very good at seeing a technology and very quickly assessing how good it is," Joswiak told Cornell Engineering Magazine. "The iPod's a great example of Jon seeing a piece of technology's potential: that very, very small form-factor hard drive."

    Joswiakは「彼は技術を見る目があり、とても早く使い方を考えることが出来る」とCornell Engineering Magazineの中で言っていました。
    「iPodは、彼にとってとても小さなHDDの潜在的な技術を見抜いたという素晴らしい例となっています。」


    長かったですが、如何だったでしょうか?
    時代の波にのって、今や押しも押されぬ音楽プレーヤーの先駆けとなったiPod。
    バッテリーや画面は携帯技術により進化し、HDDの技術進化ともぴったりマッチしてたわけですね。
    iPodは偶然が生んだ至宝の作品だったわけです。

    次回はiPodのクリクリまわせる、スクロールホイールの話のようです。

    ではまた。


    iPod難聴を防ぐ「80×90」ルール


    iPodで難聴にならないためには?という話。



    参照:iPod難聴を防ぐ「80×90」ルール


     博士課程の学生100人を対象に行われたこの調査では、大音量と考えられるレベルの80%の音量で音楽を聴いている人は、「1日に90分未満」を守るべきだという結論が下された。

     「ある日その上限を超えてしまったが、その週のほかの日はたまたまヘッドフォンを使わなかった、というような場合はリスクが高まることはない」と報告書を執筆したブライアン・フリゴー氏はReutersに語った。「ここで言っているのは、何年もの間、毎日90分、80%を超える音量で聴いている人のことだ」

     この調査では、最大レベルの10~50%の音量で90分以上音楽を聴いている人には問題は見つからなかったという。だが、100%のレベルで5分以上聴いている人には難聴の危険性があることが示された。


    100%のレベルで5分・・・。やったことありませんが・・・。ソースの音量やイヤホンの形状にもよるとは思うのですが。
    たしか、iPodのファームで上限を決めるような設定も出来たかと思うので、不安な方は対応されては如何でしょうか???



    2006/10/18

    iPodにウィルス混入!!


    出荷中のiPod VIDEOにウィルスが混入したという話。

    Small Number of Video iPods Shipped With Windows Virus

    参照:Small Number of Video iPods Shipped With Windows Virus

    We recently discovered that a small number - less than 1% - of the Video iPods available for purchase after September 12, 2006, left our contract manufacturer carrying the Windows RavMonE.exe virus. This known virus affects only Windows computers, and up to date anti-virus software which is included with most Windows computers should detect and remove it. So far we have seen less than 25 reports concerning this problem. The iPod nano, iPod shuffle and Mac OS X are not affected, and all Video iPods now shipping are virus free. As you might imagine, we are upset at Windows for not being more hardy against such viruses, and even more upset with ourselves for not catching it.

    9月12日以降に購入した1%未満のVideo iPodにおいてウィルスが混入していることが分かりました。このウィルスはWindowsのみに感染することが知られており、最新のウィルス対策ソフトを導入することにより、検知でき、削除できます。
    この件に関しては、25件のレポートが上げられています。iPod nano , iPod shuffle , Mac OS Xは対象外となっており、今現在はiPod VIDEOでこの問題は解消しております。

    ・・・(省略)・・・

    というわけで、9月12日以降に購入した方は気をつける必要がありそうです。
    気をつけ方は以下のソフトの導入でウィルス駆除をするようにとのことです。

    なんかスマートじゃない気がしますが、ウィルス対策ソフトは必須なので入れましょう。
    #Microsoft Live Safety Scannerというキーワードも出てたりしますが、
    #最近フリーソフトとしてマイクロソフトが提供を始めたものですね。

    マクドナルドでも同様な事例があったばかりなので流行りなのかもしれません。要注意。



    Skypeを携帯&quot;ぽく&quot;使えるハンドセット発売!


    Skypeを携帯電話"ぽく"利用できるワイヤレスハンドセットが出ましたという話。

     

    参照:Skypeを携帯電話感覚で楽しめる2.4GHzワイヤレスハンドセット

    特徴は
    ●2.4GHz帯採用で屋外なら100m、屋内なら30mまでのワイヤレス通信が可能です。※
    ●ハンドセットとトランシーバー間の通信は全て暗号化されています。
    ●待機時間:最長1200時間、通話時間:最長15時間です。※
    ●液晶画面に、コンタクトリストや履歴、相手のオンライン状況、バッテリーや信号強度などを表示できます。(英語表示のみ)
    ●Skype着信時の呼び出し音を本体から鳴らせます。
    ●簡単セットアップCD-ROMが付属しています。
    ※当社テスト値であり、保証値ではありません。使用状況により異なります。

    とのことです。
     

    いずれにしろ、単体でSkype機能が盛り込まれ無線通信できるわけではないので、PCの
    起動が必須のようです。
    ただ、類似のBlueTooth製品よりは距離が長く利用出来るので活用シーンは増えるかも
    しれません。
    ただ、値段が20,790円。Skypeが無料で利用出来るインフラということを考えれば
    そうでもないかもしれませんが、少し高いかなぁ ;P



    2006/10/17

    家庭用ルータになぜかiTunesサーバが搭載!!


    プラネックスが作っているブロードバンドルータになぜかiTunesサーバが載ったという話。

    参照:プラネックス、BitTorrent対応ルータに「iTunes サーバ機能」を追加

    今回追加されたiTunes サーバ機能は、BRC-W14VG-BTおよびBRC-14VG-BTのUSBポートに接続したUSBメモリやHDDに保存された楽曲ファイルを、同一ネットワーク内のPCで再生できる機能。保存楽曲は、自動的にiTunesの共有プレイリストとして認識される。また、ルータのUSBポートにiPodを接続した場合は、iPodに保存された楽曲の再生も可能だ。

    ここで、 注意が必要なのは共有プレイリストとして認識されるということ。
    言い換えるとiTunesで曲をインポートしているように、iPodとのSyncなどは出来ないということです。

    しかし、発想を変えると面白いかも。
    私も家ではサーバが24時間ごりごりと回っていたりするのですが、たまに電気代はどのくらい違うのだろう?とか気になります。
    #本当に気にする人がこんなことするとは思えませんが(笑

    で、ブロードバンドルータって大概の家庭では24時間回ってますよね?
    家庭によってはパソコン使う時だけスイッチ入れるとかいうとこあります? > お手上げです
    そう考えると、iTunesサーバの機能を24時間が前提のものにひっつくことにより、一般の家庭では利用しやすくなりますよね?
    外部でHDDつけてACアダプタへの接続増やしていれば世話ないわけですが。

    あとは、会社とかにもってって、閉じたLANで音楽楽しむとかしか思いつかん。
    #CISCOも実装しないかな(笑

    なんにせよ、このルータ。以前はファイル交換を行うBitTorrentとかのプロトコルも実装しているのだから、ファームを入れ替えればある程度の事は出来てしまうということですね。
    #中身はLinuxでしょうか。



    2006/10/16

    Google for Mac!!


    GoogleのMacに対するやるきはどう?と言う話。

    Googleの公式ブログに、Mac関連情報の専門ブログ登場

    というわけで、GoogleのMac関連の成果物を集めるBlogサイトが出来たようです。
    Google世界中のものを検索対象にするのが目的なので、Macも含まれるということらしいです:D
    #面白い会社

    で、BLOG内にはGoogle EarthやGmailやGoogle VIDEOなどが置かれています。
    一度興味ある方は覗いては如何でしょうか??


    2006/10/15

    赤色 iPod 発売 23,800円!!


    赤色のiPodがAppleから発売されてます。、という話。

    参照:アップル、赤いiPod nano 4GBを明日発売

    アップルは13日、オーディオプレーヤー「iPod nano」の特別バージョンとして、赤い筐体を採用した「iPod nano (PRODUCT) RED Special Edition」を発表。14日よりAppleStoreで発売される。4GBモデルが日本でも発売され、AppleStore価格は23,800円。

    赤いだけで機能的にはiPod 2th らしいので、まだ購入していない人はいいきっかけになるかもしれませんね。でも、赤色を引き立たせるケースとかあるのか・・・。購入前には要チェックかもしれません。。。
    個人的には、赤色もなんだかいいかもしれませんモードです。。

    #ガンダム好きが反応しそうな気がしました :D



    2006/10/13

    Parallels Update Leopard Ready!!


    Mac OS 上でも動作するParallelsがアップデートされ、Leopardが動作OSとして、そして、WIndowsVistaがゲストOSとして標準でサポートされることとなりました。
    、という話。

    参照:http://www.parallels.com/products/desktop

    The Desktop for Mac Official Update includes a number of powerful new features, such as:

    • Works on ANY Intel-Mac with ANY memory configuration with no system modification. This includes Mac Pro towers with up to 16GB of RAM, and the full line of Core 2 Duo iMacs
    • Support for Windows Vista as a guest OS
    • Support for Mac OS X 10.5 "Leopard" as a Primary OS
    • Better USB support, including support for isochronous devices and Windows Mobile 5 devices

    あと、メモリの上限サポートも16GBまで増えているようですね。
    まだ、Parallelsの購入はしてませんが、いりますかね ^^; ?



    悪魔仕立てのiPod


    iPodを悪魔のように見せるケースの話。

    参照:http://www.cut-and-paste.jp/podstar/diablo.html

    お持ちのiPod nanoをかわいい悪魔に仕立ててみませんか?ハイグレードなシリコーンケースにスクリーンやホイールを保護するプロテクター、ネックストラップが付属。デザインだけでなく、ケースとしての性能にも非常に優れた製品です。個性豊かな全8種類、あなたはどの恐怖がお好み?

     

    ケースを集めている方いかがでしょうか?(笑
    8種類あるようなのですが、それぞれパーソナリティがあるようで

    本当の名前:不明
    年齢:とても長く生きている
    職業:征服者、支配者
    性格:
    名前はないが、様々な名前で呼ばれている
    それ以外何も知られていない。
    彼はどこにでも存在し、どこにもいない。
    万物であり無であり、始まりであり、
    終わりである。しかし、神ではない。
    好きなもの:不明
    嫌いなもの:不明

    などと深すぎるキャラ設定がされています。どう考えても突起物が邪魔なようにもみえますが、外に出しておいて置く人にはおすすめかもしれません。

    #DOCKにささるか心配ですが・・・



    2006/10/12

    Movable Type Enterprise 1.5登場!



    MovableTypeEnterpriseの1.5が登場したようです。

    http://www.sixapart.jp/movabletype/mte/

    気になる機能は・・・特にありませんが、ただ、利用者をグループ化すると
    いった機能は現場から吸い上げられて出来た機能なのかもしれませんね。

    あとは、ブログの複製が可能なようです。
    複数持ってて、色だけ変えたいとかそんな機能をほしい人には最適な
    機能かもしれません。


    VIDEO + 無線 のiPod発表がもうすぐ?


    Zune絡みの記事で無線を早く乗せて欲しいと書いてるそばからこんなニュースが飛び込んできました!!

    参照:Apple about to announce wireless video iPod?

    multiple trusted sources get in touch to let us know Steve Jobs & Co. are supposedly finally about completed with the wireless / video iPod,

    未確定情報多数ですが、"信頼できる情報筋"とのこのから少しワクワクしますね :D。
    頑張れ!!
    タッチパネルまではさすがにないのではと思いますが、実装されていたら買います。
    きっと。



    2006/10/11

    AppleがZuneを恐れる理由⑤


     少し時間がかかりましたが、最終項目です。

    5. Zune is actually pretty cool.

    Zuneは実際とてもクールだ

    The Zune is unlike any product Microsoft has ever shipped. It's actually very nicely designed, surprisingly minimalist and (dare I say it?) "cool." (Zune marketing looks cool, too. The user interface is fluid and appealing -- and, again, like MySpace -- customizable. Users will be able to personalize the Zune interface with photos, "themes," "skins" and custom colors.

    Zuneはマイクロソフトが今まで出してきた製品とは似ていらず、デザインがともても良く、驚くべき小ささと、(あえていう?)クールさを持っている。そのユーザインタフェースは流れるように魅力的だ。そして、MySpaceのようなカスタマイズ性をかねそろえている。利用者は写真を利用して、テーマ、スキンなどを利用してインタフェースを個人向けにカスタマイズ可能となると思われる。

    So while Apple fans are brimming with confidence that their beloved iPod will continue to vanquish all foes -- including Microsoft's laughable folly -- Apple sees the big picture and is rightly nervous about it.

    そして、Appleファンは愛すべきiPodは愚行を行うマイクロソフトを含めた、全ての敵に勝ち続けると自身たっぷりだ。アップルは全体像を持っており、勝ち続けることに神経を尖らせている。

    Even if Apple is able to retain its lead, it could still be hurt -- badly -- by the Zune, which will capture mind share, grab market share and squeeze Apple on pricing.

    たとえ、Appleがリードし続けようとも、Zuneによって酷く傷つけられるかもしれない。そして、マインドシェアを取られ、市場シェアを奪われ、価格を搾り取られるかもしれない。

    Apple is scared. And for good reason.

    Appleは恐れており、もっともなことである。

    The iPod is the soul of Apple's entire business. Apple has been relatively successful at winning converts from Windows to Mac OS X, for example, in part because its whole product line basks in the glow of iPod's success, hipness and ubiquity.

    iPodはAppleの全体ビジネスの情熱そのものである。Appleは比較的、MacOSXへの移行を成功させてきている。たとえば、Appleの製品全体はiPodの成功、流行、そして、便利さに牽引される形になっている。

    Apple has recently and preemptively lowered the price of iPods, announced an iTV set-top box -- which will ship later than Vista -- and is probably working feverishly on a bigger-screen, wirelessly enabled iPod.

    Appleは近々、そして、先にiPodの価格を引き下げ、Vistaより後に出されるであろう、発表済みのiTVを発表し、期待の高いiPodの大画面化とワイアレス化を行うだろう。

    All these efforts may not be enough to save the iPod from the Microsoft consumer media juggernaut. Microsoft has the money, the clout, the partnerships, the mind share and the market share to drive Vista, Soapbox, Xbox and Zune into lives of hundreds of millions of consumers.

    これらの努力はマイクロソフトからiPodを守るために十分でないかもしれない。
    マイクロソフトは富を持ち、勢力を持ち、パートナー、マインドシェアを持ち、Vista,SoapBox,XBoxと、そしてZuneを数億人の生活空間に送りこむためのマーケットシェアを持っている。

    The iPod rules -- for now. But Microsoft can't be dismissed as just another wannabe. And nobody knows that better than Apple.

    今のところ、iPodが市場を治めている。しかし、マイクロソフトは他のiPodにとって変わろうと思っている会社のようにやめることは出来ない。そして、誰も、Appleよりよいものは分からないのだ。

    #時間がないため、推敲すらろくに出来ていません m(__)m

    結局の結びはマイクロソフトが今まで築き上げたWindows FamilyやXBoxが消費者に訴える
    格好の材料となるため、iPodとZuneどっち?と聞かれたらZuneを選ぶよね?
    といった内容だと受け取りました。Zuneは後だしのこともあり、デザインやインタフェースも
    同等のものが出来上がるでしょうし、Zuneの無線機能などは楽しそうです。
    こういった出来事がiPodの製品開発に影響を与え、新機能付きのiPodが早く出ることを願うばかりです。

    と、一通り、自分の思いなどを書いたところで、このシリーズ終了です。
    それでは。



    2006/10/07

    AppleがZuneを恐れる理由④


    4. Zune's screen is better for movies.

    Zuneの画面は映画を見る際にはiPodより良好。

    Apple's tiny screen is so high-quality that people are willing to watch full-length movies on it.The Zune's screen is just as good as the iPod's, but larger. It's so large it must be turned sideways for viewing in "landscape mode." This additional screen real estate makes Zune vastly superior for watching movies and TV shows

    Appleのかわいらしいスクリーンは利用者が映画を見るのに十分な高解像度である。Zuneの画面はiPodと同程度の製品であるが、画面自体は大きく、ランドスケープモードといわれる横画面にして映画やTVを見ることで、より使いやすいものになる。

    iPodとの画面の比較ですね。横向きにすればメニューなどもなくなり、全ての画面領域が映画のために利用出来る・・・のかな。他のソースが少ないので未確認情報です。 > landscape mode
    ふと思いましたが、共有機能で、カーナビとZuneで連携したりしたら便利そうですよね。
    Zuneで画面を映画を見るよりもカーナビの方が実需がありそうな気がしたもので。。。
    #あまり画面の大きさと関係ないので申し訳ないですが。



    2006/10/06

    AppleがZuneを恐れる理由③


    3. Zune may have more programming.

    Apple pioneered workable, for-pay music and TV show downloading, and is starting to do the same thing with movies. It deserves a lot of credit for that. Ultimately, however, the value of iTunes, Marketplace and other music stores will be judged by the quantity, quality and price of available media -- not who got there first.

    アップルは先進的にお金を払って音楽やTVをダウンロードする仕組みを作ってきたし、映画に関しても同様のことを行おうとしている。それは、非常に信頼するに値することであるが、iTunesやMarketPlace、他の音楽サイトは楽曲数、品質、コストなどで判断される内容であり、初めにやったことが決めてではない。

     

    While Apple launched its movie business with movies from Disney (where Apple CEO Steve Jobs sits on the board), Microsoft has already lined up Twentieth Century Fox Film Corp., Paramount Pictuers, Sony Pictures Entertainment, Universal Pictures, Warner Bros., Lions Gate Entertainment Corp. and MGM Pictures.

    Apple社はDisney(SteveJobsが取締役にいる)と映画関連ビジネスを立ち上げたが、マイクロソフトは、すでに、
    Fox Film ,Paramount , Sony ,Universal,Warner,LionGate,MGM
    というラインナップをそろえている。

     

    For TV shows, Microsoft will offer programs from A&E, Animal Planet, the BBC, The Biography Channel, Cartoon Network, CBS, Comedy Central, Discovery Channel, Discovery Health Channel, Discovery Kids, E Entertainment Television, Fine Living TV Network, Fox, Fuel TV, FX, HGTV, The History Channel, MTV, Nickelodeon, Nick at Nite, PBS, Speed, Spike, Travel Channel, TV Land, VH1 and others.

    TVに関して言えば、マイクロソフトは、「A&E, Animal Planet, the BBC, The Biography Channel, Cartoon Network, CBS, Comedy Central, Discovery Channel, Discovery Health Channel, Discovery Kids, E Entertainment Television, Fine Living TV Network, Fox, Fuel TV, FX, HGTV, The History Channel, MTV, Nickelodeon, Nick at Nite, PBS, Speed, Spike, Travel Channel, TV Land, VH1 and others.」といった配給会社からTVを共有してもらう予定だ。

    Appleのメディア戦略への批判ですが、ディズニーとの血が濃いので、
    そこを選択しましたという感じですが、実際のところはわかりません。
    ただ、それでも映画関連の事業も大きな売上げになっていると聞いているので、
    他の映画会社も配給したいのではないでしょうか?

    別にどちらかの陣営につくとかつかないとかいう話ではないのだと思うのですが。

    ただ、早くコンテンツを揃えたもん勝ちの様相は呈しているといったところでしょうか。

    2006/10/05

    AppleがZuneを恐れる理由②


    2. The Zune is social and viral.

    Since the iPod first came out, times have changed. The rise of social networks like MySpace.com and viral Web 2.0 sites like that of YouTube Inc. have transformed the expectations of young people about sharing and using media. In the context of these trends, Apple is old school. But the Zune, with its peer-to-peer wireless file sharing, is both social and viral.

    iPodが初めに登場してから、時代は変わりつつある。
    Myspace.comやソーシャルネットワーク、YoutubeといったWeb2.0が
    を利用する若い世代からは、メディアを共有利用することが期待されている。
    このトレンドの流れに対して、Appleは保守的である。
    しかし、ピア・ツー・ピアでのファイル共有が出来るZuneは、
    ソーシャルネットワークにもバイラルネットワークにも適している。

    バイラルは口コミマーケティングの代名詞みたいなことばですね。
    このあたりが詳しいです。
    MySpaceはアメリカのmixiっぽいサイトです。確か世界最大のSNS。

    Tweens, teens and twentysomethings have acquired the habit of feverishly sharing videos and songs. Today, they mostly have to wait until they get home and use their PCs to do so. With the Zune, students will be free to share music, videos and photos right there in class. They'll be able to pass notes to one another. The Zune isn't just a solitary music player. Think of it as a portable, wireless, hardware version of MySpace.

    若年層(7~8歳から20数歳)は音楽やビデオを共有する習慣をすでに持っている。
    現状では、大抵の場合、家に帰り、PCをつけるまでは待つ必要があった。
    Zuneを使えば、学生は教室内で音楽、ビデオ、写真を自由に共有しすることが出来るようになる。音楽は瞬く間に間に広がるだろう。
    Zuneは孤独な音楽プレーヤーでない。持ち運び、無線などが考えられた、MySpaceのハードウェア版である。

    ということで、ファイルの共有機能が無線で出来ることのメリットが上げられています。
    iPodには無い機能なので、この点に関しては異論なし。
    インターネットから直接購入出来るようになれば面白いです(前にも書きましたが)。
    認証なども考えられており、勝手にメディア共有されるわけでもなさそうですし、
    面白そうな機能です :D



    2006/10/04

    AppleがZuneを恐れる理由①


    以下の訳には何点か間違いがある可能性があります。
    正しい内容は下記リンク中でお確かめ下さい。

    1. Microsoft is hatching a consumer media "perfect storm."

    マイクロソフトは(激しい嵐のような)消費者メディアを開いている

    Apple fans assume iPod will face Zune in the market, mano a mano, like other media players. But that's not the case. Zune will be supported and promoted and will leverage the collective power of Windows XP, Windows Vista, Soapbox (Microsoft's new "YouTube killer") and the Xbox 360.

    アップルファンはZuneが他のメディアプレーヤー同様に1対1で対決すると思っている。しかし、そうではない。ZuneはWindowx XP ,Windows Vista SoapBox,Xbox
    などをサポート、推進、利用するだろう。


    Microsoft will make the movement of media between Windows, Soapbox and the Zune natural and seamless. The Zune interface is just like a miniature version of the Windows Media Center user interface and is very similar to some elements of Vista.

    マイクロソフトはWindows,SoapBoxとZuneを自然に、かつ、シームレスに接続させるメディアのムーブメントをつくるだろう。

     

    Apple fans are overconfident in the iPod because Apple once commanded 92% of music player market share, a number that has since fallen to around 70%. About 30 million people own iPods.

    アップルファンは過信しすぎている。なぜなら、92%もの音楽プレーヤー市場のシェアを獲得した(今では70%あたりまで落ちてはいるが)。そして、約3000万人の
    人々がiPodを所有している。

     

    But Microsoft owns more than 90% of the worldwide operating systems market (compared with Apple's roughly 5%), representing some 300 million people. The company expects to have 200 million Vista users within two years.

    しかし、マイクロソフト自身は世界で90%ものOS市場を握っている(Appleは対して、5%程度。)し、それは、3億人が利用していることを示す。マイクロソフトは2年以内にVista利用者を2億人となることを予想している。

     


    The Zune will plug directly into the Xbox via a standard Universal Serial Bus cable -- a fact Microsoft will drill into the heads of Xbox users on the Xbox Live online gaming service. The Zune Marketplace will be integrated with, and promoted by, the Xbox Live Marketplace.

    ZuneはXboxにUSBで直接接続される。ZuneMarketPlaceはXBOX Live Marketplaceと統合され、推進されるだろう。

     

    Apple faces the prospect of competing not with the Zune alone, but with a mighty Windows-Soapbox-Xbox-Zune industrial complex.

    AppleはZuneと1対1でやりあうのではなく、Windowsファミリーと競合すると予想される。

    ここに書かれている内容は、Windowsを持っている人がZuneを選ぶというものです。
    たしかに、Vistaになりマルチメディア環境が更なる充実が行われればWindowsユーザであれば、Zuneを選ばないのに理由はないかもしれません。

    もちろん、基本的な音楽プレーヤーとしての要素がしっかりしていればが大前提ですが。

    あと、XBoxLiveとの接続が書かれていますがどのように展開されるかが楽しみです。直接、インターネットに接続が始まり、コンテンツを直接落とせるようになれば一気に差別化が進むかもしれません。ただ、現行のZuneではインターネット接続機能はないようなので、来年以降というところでしょうか。



    2006/10/03

    AppleがZuneを恐れる理由


    11月に発売が予定されているMicrosoftのZuneがAppleを追い詰めるとしたら、その理由は?

    という点にフォーカスされた記事。記事中では5つの理由が明記されています。原文は以下。
    Opinion: Why Microsoft's Zune scares Apple to the core

    理由に入る前に少しiPodの話。

    The secrets of iPod's success appear obvious: beauty, simplicity and "extreme coolness" -- three characteristics Microsoft has never achieved in any product.

    iPodの成功には、美しさ、シンプルさ、"際立ってクールな感じ"といった要素があるのは明らかで、この3つの特徴はマイクロソフトは今までどの製品でも成し遂げる事ができなかった。

    と、まぁ、マイクロソフト批判が入ってたりするのですが(笑)、その後に、

    So why is Apple so scared? (I'll tell you why in a minute.)

    では、なぜAppleはそれほど怖がる理由があるのか・・・

    というわけでZuneのまとめ。

    発売時期:11月14日
    容量  :30GB
    通信機能:802.11(a,b,gのどれか)
    ラジオ :FM Tuner
    解像度 :QVGA(340x240)
    電池  :リチウム電池(取り外し不可、充電可能)
         音楽だと12時間,ビデオだと3時間程度の再生可能

    音楽取得:Zune MarketPlaceで取得可能。
         14.99ドルで聞き放題プラン(Zune Pass)あり。
         TVや映画の提供は来年
         事前に数曲が登録されている

    音楽共有:同時に4台まで接続可能。
         共有音楽は3日間の間で3回まで再生可能(それ以後は有料)
         インターネット接続は無し

    接続  :TVへの出力可能
         Macは無理
         XBOXとの連携あり
    備考  :iPodより少し大きく、少し重く、少しエレガントでない(笑

    まとめで終わってしまった。続きは明日以降に・・・。